クイーン エリザベス オリンピック パーク ~Queen Elizabeth Olympic Park~

前回、80面以上のピッチを持つアマチュアフットボールの聖地『ハックニー・マーシズ』についてまとめました。
ハックニー・マーシズだけでも相当な広さの公園でしたが、それでも『クイーン・エリザベス・オリンピック・パーク』のほんの一部に過ぎません。
今回はクイーン・エリザベス・オリンピック・パークを1周してきましたので、パーク内にある様々な施設を紹介したいと思います。

クイーン・エリザベス・オリンピック・パーク(Queen Elizabeth Olympic Park)

クイーン・エリザベス・オリンピック・パーク(Queen Elizabeth Olympic Park)は、2.5平方キロメートル(東京ディズニーランド5個分)という超広大な公園です。

今回はstratford駅から下記のように回りました。

とにかく広大な公園なので、寄り道をせずに早歩きで1周するだけでも1時間半もかかります。実際には草サッカーを観戦したり自転車競技の練習を見学しながら各施設を回ったので3時間半ぐらいかかりました。
メイン施設を簡単に紹介しますので、より詳細を知りたい方はリンク先からご確認ください。

ロンドン アクアティクス センター(London Aquatics Centre)

ロンドン・アクアティクス・センターは50mの競泳用プールや飛び込み用プールが備わった屋内水泳施設として、2012ロンドンオリンピック・パラリンピックで使用されました。今ではプールやジムなどは一般人の利用も可能となっており、キッズやファミリー向けのアクティビティプログラムも開催されています。

ロンドン スタジアム(London Stadium)

ロンドンスタジアムでは、オリンピック期間中は陸上競技が開催されました。現在はプレミアリーグのウェスト・ハム・ユナイテッドの本拠地として使用されています。サッカーやラグビーだけでなく、2019年にはNBAがここで開催されています。

アルセロールミッタル オービット(ArcelorMittal Orbit)

ロンドンスタジアムの左手に見える建物は、アルセロールミッタル オービットです。
こちらは単なるオリンピック開催の記念塔ではなく、イギリスで最も高いアート作品としてオリンピックパークを彩っています。この複雑なカタチをした建物は高さ115メートルの展望塔となっており、ここからオリンピックパークを一望できます。
さらにこの建物は世界一高くて長いトンネル式の滑り台として、上から下まで滑り降りることができます。
週末に訪れた時は、家族連れでとても賑わっていました。時たま滑り台からは悲鳴も聞こえてきたので、それなりにスピードが出る設計になっているみたいです。
好奇心旺盛な方はぜひ挑戦してみてください。

【紹介動画】

リー ヴァレー ホッケー アンド テニス センター(LEE VALLEY HOCKEY AND TENNIS CENTRE)

リー ヴァレー ホッケー アンド テニス センターは、その名の通り、ホッケーとテニス専用のコートとしてオリンピックやパラリンピックで使用されました。ホッケーピッチ2面とテニスコート10面で構成されています。

リー ヴァレー ヴェロパーク (Lee Valley Velopark)

リー ヴァレー ヴェロパークは、屋内自転車競技場と屋外にはロードレース用のコースが整備されています。東京五輪でも日本人選手のメダル獲得で盛り上がった屋内自転車競技ですが、なかなかこのような競技施設やトレーニング現場を見る機会がないため、そのスピードと迫力を体感できたのはとても良い機会でした。

【自転車ロードレース】

屋内施設の外側はロードレース用のコースが用意されています。こちらも少し見学しましたが、坂道を駆け上がるスピードの速さは想像以上で、臨場感がダイレクトに伝わってきました。

カッパー ボックス アリーナ(Copper Box Arena)

カッパーボックスアリーナは、オリンピックではハンドボールやフェンシングの会場、パラリンピックではゴールボールの会場として使用されました。オリンピック後の現在では、バスケットボールやバレーボール、フットサルなどの屋内複合施設として一般に開放されています。

ラフバラー大学 ロンドン(Loughborough University London)

ラフバラー大学 ロンドンはラフバラ―大学のロンドンキャンパスで、ほとんどの学部やコースはメインキャンパスのラフバラ―(ロンドンから電車で1時間半)にあります。
イングランドの大学では珍しく大学スポーツ(部活)に力を入れており、サッカーやフットサルの強豪校です。
スポーツビジネスやスポーツマネジメント、スポーツ科学など、スポーツに関するコースを多く持ち、世界中から優秀な教授や学生が集まってくることでも有名です。
2012年のロンドンオリンピック・パラリンピックには90人のアスリートが参加し、2014年には世界の最優秀スポーツ大学としてロンドンタイムズ紙でも紹介されています。

その他

【オリンピック シンボルマーク】

【パラリンピック シンボルマーク】

【卓球台】

このような卓球台など、アクティビティもところどころに設置されています。

最後に

オリンピック周辺の地域は、オリンピック以前はロンドン中心部の開発に取り残された荒廃した街として知られてました。
クイーン・エリザベス・オリンピック・パークは2.5平方キロメートルの広さですが、実際にはオリンピックをきっかけにさらに広範囲の7平方キロメートルにわたる土地がショッピングモールやオフィス、住宅街として開発、整備されました。

あらゆるスポーツの最先端施設を一か所に集約したオリンピックパークは、見て回るだけでも海外のスポーツビジネスや生涯スポーツを学ぶことができます。

最後に、上空から見た『クイーン・エリザベス・オリンピック・パーク』の動画でその広さを感じ取ってください。


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