UEFA WOMEN’S EURO 2022 FINAL ~Football Is Coming Home~

2022年7月にイングランドで開催されたUEFA WOMEN’S EURO 2022 (UEFA女子ユーロ2022)の決勝戦と準々決勝の2試合を現地で観戦してきました。

母国開催でついに初優勝を飾った女子イングランド代表。87,192人のサポーターで埋まったウェンブリースタジアムはまさに圧巻。優勝の瞬間は興奮と感動の渦に包み込まれました。
イングランド女子サッカーが積み重ねてきた努力が見事に集結し、結果として表れた大会だったと思います。

ここでは決勝戦の様子を中心に紹介します。

UEFA WOMEN’S EURO 2022 FINAL(UEFA女子ユーロ2022 決勝)

決勝当日、会場周辺の様子

数時間前から会場のウェンブリースタジアム周辺はイングランドとドイツのサポーターでごった返していました。気になるのはその客層で、今大会の観客数の約半分は女性サポーター、20%以上が16歳未満の子供達のため、1年前の男子ユーロ決勝のような雰囲気とはまた違っていました。

ウェンブリー・パーク駅(Wembley Park Station)からスタジアムへ続くオリンピック・ウェイのこの光景を見ると決勝に来た実感が沸きます。

ウェンブリー・スタジアム

キックオフ前にはライブパフォーマンスが披露されました。

試合が始まるとホームのイングランドサポーターの大声援が響き渡ります。ウェンブリースタジアムは声援が一層大きく聞こえるように、音がスタジアム内で渦を巻きながら響く設計になっています。準々決勝のイングランドvsスペインの一戦も超満員でしたが、スタジアムの収容人数が3万人程度の為、ここまでの迫力はなかったです。

試合展開はここでは割愛します。

入場者数:87,192人

入場者数、87,192人は男子も併せてのイングランドサッカー観客動員数の新記録となりました。

試合終了、優勝の瞬間

ついに女子イングランド代表が主要大会で初のタイトルを獲得した瞬間です。サポーターは大喜びし、選手達はピッチに泣き崩れていました。隣のサポーターはご家族で来られていましたが、小学生ぐらいの女の子は感動で涙を浮かべていました。

優勝セレモニー

イングランドサポーターが心待ちにしてきた優勝トロフィーを掲げる瞬間。昨年の男子ユーロは残念ながら準優勝に終わってしまいましたが、女子サッカーがそのリベンジを果たしてくれた気がしました。トロフィーリフトの瞬間は長年追い続けてきたイングランド女子サッカーの道のりを思い出し、涙しそうになりました。

この後は選手がスタジアムをまわり、サポーターは流れるミュージックに合わせて歌ったり踊ったりとしばらくの間、お祭り騒ぎが続きました。

このおじちゃんとのカラオケタイムはメチャメチャ楽しかったです。

トラファルガー・スクエアで優勝パーティー

優勝の翌日にはロンドンのトラファルガー・スクエアで優勝パーティーが行われました。

7,000人の入場制限が設けられ、入場できなかった人達も大勢いました。この優勝パーティーの様子はBBCでも生放送されました。

UEFA WOMEN’S EURO 2022 QUARTER FINALS(UEFA女子ユーロ2022 準々決勝)

準々決勝のイングランドvsスペインとドイツvsオーストリアの2試合も現地観戦してきました。
今大会、初の失点を喫したイングランドは終始攻め手を欠いていましたが、後半の終盤にこれまで主軸だった3人を一気に若手選手と交代する大胆な作戦に。この奇策がまさに功を奏し、残り5分で交代選手が同点ゴール。そして延長に逆転ゴールを決めて2-1で勝利しました。

放送席のすぐ近くの席でしたが、テレビ関係者もみんな喜びを爆発させていました。
今大会で一番厳しい試合だったのがスペイン戦だったと思います。この勝利により準決勝では格上のスウェーデンに4-0の快勝。決勝でも追いつかれた状況で落ち着いてプレーできたのはスペイン戦の苦しい試合を勝ち抜けたことが大きな要因だったと思います。今大会のキーポイントとなる試合でした。

最後に

女子ユーロ2022大会終了後、優勝メンバー23名が社会、政府に対して共同声明を発表しました。
女子も体育の授業で最低2時間はサッカーできるようにすること。学校で女子がサッカーできる環境を男子と同等にすること。を政府に投げかけました。現在、イングランドで女子サッカーができる学校は男子の63%にとどまっています。(日本に比べると遥かに多いですが..)

2019年の女子ワールドカップの時は優勝したアメリカ代表が発した「Equal Pay(男子と同等の給料)」が話題となりましたが、女子ユーロ2022では機会の平等を訴えかけました。女子サッカー選手一人一人が今起きてる問題を知り、解決しようと向き合う姿勢、その発言力や行動力は日本も見習わないといけないかもしれません。

悲願の母国開催での優勝となった女子ユーロ2022は、イングランド女子サッカーに関わる全ての人達の努力と思いが見事に重なり合った大会だったと思います。


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