サッカーをしながらドイツで生活をするわたしの”日常”

これまでにドイツの女子サッカー留学に関してはいくつか書いてきましたが、今回はサッカー以外の留学生活に関してお伝えしたいと思います。

まず簡単に1週間の生活スケジュールですが、ドイツのアマチュアリーグでは、サッカーの練習は週3回、夕方に行われ、基本日曜日に試合が行われます。そのため私はサッカーがない日の夜と朝にバイトをしています。日中は時間があるので比較的自由に時間を使うことができます。現在は学校に通っていませんが、この時間を使って学校に通うことも可能です。

今はデュッセルドルフでバイトをしているため、所属チームであるアーヘンまでは、電車で1時間半かけて通っています。

現在はコロナの影響もあり、サッカー、バイトもない状況ではありますが、通常の生活でも自分のやりたいことに時間を使えるという点は日本の社会人でプレーしていた時と大きな違いになります。

ドイツ留学生活

語学学校について

私はアーヘンにある、VHS(Volkshochschule)という学校に通っていました。私がこの学校を選んだ理由は授業の金額が安かったからです。VHSは民間学校なので他の学校に比べると比較的授業料が安いです。

週4日(月〜木)10:45〜12:15の1時間30分コース。期間は約3ヶ月で260ユーロ(約30000円)。

一般的な語学学校の3ヶ月は1200ユーロ(週100ユーロ前後)、ケルンにある格安学校でも3ヶ月で699ユーロなので相当格安なのが分かります。

人数は15人程度で先生は2人、日替わりで授業を行っていました。クラスメイトはボスニア・ブルガリア・モロッコなどなど出身国や母国語も様々です。

そんな中、私が受けていたA1.1(1番初歩的なクラス)でも授業は基本ドイツ語で行われます。教科書やワークブックもクラスで指定されたものを購入するので表記は全てドイツ語です。分からない場合は先生が英語で説明をしてくれますが、全くドイツ語・英語が分からない状態で授業を受けるとおいていかれてしまう可能性があります。

ドイツにある全ての語学学校がドイツ語の授業というわけではありません。デュッセルドルフなどの大きな都市には日本人の先生がいる語学学校もあります。語学学校は授業の時間や頻度、金額も様々なので自分のニーズ(VISAの種類など)にあった学校を探すことが大切になります。

アルバイトについて

生活するにはどうしてもお金が必要になります。私はサッカーでお金をもらっていないので生活をするためにバイトをしています。ドイツではバイトをするにもいくつか決まりごとがあります。労働許可のあるビザが必要だったり、稼げる金額が決まっていたり、掛け持ちの制限など様々です。もし、ドイツに来てバイトをしてお金を稼ぎたいのならば、生活にどのくらいお金がかかって自分がどのくらいお金が必要なのかということは事前に調べておくと良いかもしれません。

また、ドイツ語が話せるなどコミュニケーションが取れるのであれば問題はありませんが、喋れない場合、ドイツ人や日本人以外が経営している場所で働くのは難しいかもしれません。日本人経営の日本食のお店が1番働きやすいのですが、田舎の街になるとそういったお店も少ないです。デュッセルドルフやケルンには多くの日本食のお店があるのでアルバイトをするといった面ではオススメです。

【日本人街のインマーマン通り】

宿泊先について

サッカーをしている人の多くは留学会社の紹介で家を借りています。
現在、私はWG(シェアハウス)で生活しています。一緒に暮らしているのは日本人の女性の方です。私の場合は日経のサイトを通じて今の家を見つけて生活をしていますが、知人から紹介してもらったり、自分でドイツの物件のサイトを使うなど探し方は様々です。WG、1人暮らし、ルームシェアなど住み方も様々なので自分にあった家を見つけることが良いかもしれません。

サッカー観戦

ドイツに来たら、やはりブンデスリーガの観戦は外せません。ブンデスリーガは平均観客動員数が世界一位で4万人を超えます。(2019-2020はコロナウイルスの影響で減少)そのほとんどがサッカー専用スタジアムのため、ピッチとの距離も近く、超満員のスタジアムは迫力満点です。

初めてのブンデスリーガ の観戦は、レバークーゼンvsアイントラハトフランクフルトの試合を見にいきました。サポーターの熱量も凄く、この日は長谷部選手も鎌田選手も先発出場をしていました。

他にもチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグの試合も観戦することができます。

観光・オススメスポット

ここからは私のドイツ生活のオススメスポットを紹介します。

【ドイツ・アーヘンのリンツ】
アーヘンには日本でも有名なリンツの工場とアウトレットがあります。リンツはスイスのチョコレートですが、ここでも製造されていて、アウトレットでは日本では考えられないほど格安でチョコレートが買えます。

【ドイツ・デュセルドルフのウンターバッハ湖】
デュッセルドルフのはずれにはウンターバッハ湖という湖があり、大きな湖と大自然が広がっています。この他にも街から少し外れた場所には自然が沢山あります。

【ベルギー・ブリュッセルのグランプラス】

デュッセルドルフからバス1時間半程でベルギーのブリュッセルに行けます。これはグランプラスです。夜になるとライトアップされとても綺麗です。

まとめ

サッカーをするためにドイツに来る。しかしそこにはサッカー以外の生活も必ずついてきます。24時間のうちの約2時間の練習、アマチュアだと週4回の活動。きっと想像しているよりサッカーをしている時間は少ないです。語学学校でドイツ語を学ぶことだったり他の国の友達を作ったり、バイトをしてドイツ人のお客さんとコミュニケーションをとったりとサッカー以外にも沢山のことを経験できるかと思います。

サッカー以外の時間をより充実させることでより一層充実した留学生活が送れるのではないかと私は考えます。


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