イギリスの美大・芸大と言えば、世界的にも有名なロンドン芸術大学があります。ロンドン芸大に入学する現地の子達は中学や高校からアート・デザインに特化した授業を専攻しています。
日本からもロンドン芸大を目指して留学する学生がたくさんいます。海外でデザインを学びたい若者は毎年増加傾向にあるものの、多くの学生が日本の大学(美大・芸大)に進学し、夏休みや休学制度を利用して海外の美大に留学する方法を取るため、ほとんどの留学生が1ヶ月~1年という短めの期間で帰国してしまいます。
なぜ、日本の大学に通いながら海外留学するのか。
理由は高校卒業後から留学してイギリスの美大・芸大に入学するのはハードルが高いから。
高校卒業後にロンドン芸大を含めた海外の大学に進学するためには、ファウンデーションコース(留学準備コース)に通い、IELTS(イギリスの英語共通テスト)で定められらスコアを取らないといけません。且つ美大・芸大に入るにはさらにポートフォリオの審査にも合格しないと正式に入学する事ができないので難易度はとても高いと言えます。
そのため短期でも参加できる留学生向けコース(語学コース、サマーコースなど)を選択せざるを得ないのです。
しかし、中学や高校から留学していれば、高い確率でロンドン芸大に入学する事ができます。
それを可能にしてくれるのが【DLD College London】の『アート&デザインコース』です。
※DLD College Londonの概要はコチラ
DLD College London『アート&デザインコース』
コース(科目・授業)紹介
アート&デザインコースでは以下の授業を選択できます。(学年で選択できる授業は変わります)
■Art & Design(美術・デザイン)
■Fashion Management(ファッション・服飾)
■Graphic Design(グラフィックデザイン)
■Photography(写真・撮影)
その他の文化系コース
アート&デザインコースとは別に下記のコースも選択可能です。
■Film Studies(映画撮影・動画編集)
■DRAMA & THEATRE STUDIES(ドラマ・演劇・表現)
■Media Studies(メディア)
中学/高校でここまで細かく学べる学校は珍しいです。
施設紹介(教室・設備)
こちらがアート&デザインコースの教室と廊下です。

美術室が一部屋だけあるのではなく、アート・デザインの中でも科目によって教室が用意されています。まるで美大のように充実しています。
【グラフィックデザイン】
【写真スタジオ】
【美術室(ファインアート・造形)】
こちらは地下にある撮影と音楽スタジオです。防音施設も完備され、こちらも中学・高校とは思えない程の設備が整っています。
【撮影スタジオ】
【音響設備】
ドラマと撮影、演劇と音響、デザインとメディアなど繋がりのある分野や授業では互いの施設を使用されます。
卒業後の進路(大学進路)
アート&デザインコースに通う学生の多くがイギリスの美大・芸大への進学を目指しています。その中でも超難関と言われるロンドン芸術大学の合格者が極めて多く、2020年の卒業生の内、48%と約半分の学生がロンドン芸術大学に進学しています。
その他の学生もキングストン大学やウェストミンスター大学などのアートやデザインに評価の高い大学に進学しています。
まとめ:中学/高校からのデザイン留学の可能性
将来、デザイナーやアーティストとして世界で活躍したいのであれば早くから海外に出るべきだと思います。どれだけ日本国内で活躍していても海外で通じるかは正直分かりません。
早くから海外特有の感性やデザインセンスを身に付けるのが好ましいと言えます。
もちろん言語の面でも、社会人や大学になってから英語を学ぶより、もっと若い10代のうちに学んだ方が習得できるスピードも量も違ってきます。
海外で仕事をする上で言語が必須なのは間違いありません。
将来、海外の大学に進学したいと考えているなら尚更の事、中学や高校からデザイン留学した方が良いです。その国の大学に進学する方法や心得、そしてポートフォリオの表現方法を学べます。
確かに留学費用は国内の中学・高校に通うよりも高くなります。しかし、高校卒業後に目を向けると、日本は浪人文化が根強くあり、特に美大・芸大の浪人率は非常に高くなっています。
東京藝術大学は2,3浪は当たり前で、5浪して入学したという話も聞きます。武蔵野美術大学や多摩美術大学も1,2浪して入学する人も少なくありません。しかも私立大学の為、4年間の学費は高くなります。(日本の美大・芸大を否定しているわけではなく、浪人文化に疑問を感じています)
中学、高校の留学費用は高くなってしまっても、その反面、大学(イギリスの大学は3年制が多い)に一発合格できれば十分な投資と考えられます。
しかもデザイナーとしてのインターン先や就職先も日本より遥かに多いです。
何より浪人をして大学受験に受かるためのデザインを何年も学ぶのはとてつもなくもったいない事だと思います。若い時こそ多くの刺激を受け、感性と世界で通用するデザインの基礎を学んだ方が遥かに良くないでしょうか。
筆者は美大・芸大を始めとするデザイナー志望の学生の就職支援をしてきたため、日本の美大や四大、専門学校が悪いとは全く思っていません。むしろ海外に比べてアート・デザインを学べる環境は多いと言えます。しかし、アーティスト・デザイナー志望の卒業生が多いわりに受け皿となる就職先はとても少ないと感じています。
そのため、もし早いうちから海外でデザインを学びたい。海外でデザイナーとして活躍したい。と考えているのなら、若いうちからデザイン留学をするべきだと思います。
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